2015年8月14日金曜日

宮城の青年海外協力隊OB/OG発掘作戦 について

【帰国後の輝きを伝えよう】

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「協力隊の活動は、あなたに影響を与えましたか?」
という問いに、「ノー」を言う隊員はいない。
そして「協力隊の活動で、何を得ましたか?」
この問いにも、「何も得ませんでした」という答えの隊員はいない。

例えば、
「私は途上国の2年間、現地の同僚とのコミュニケーションに、本当に苦労して、夜も眠れないくらい悩んで、、」
「僕は、圧倒的な語学力不足を感じて、なんとか口ゲンカで負けないよう、スペイン語を毎日毎日勉強した」
「途上国の人たち、そこに集まる多種多様な国籍の人たちと話して、『仕事』の形が1つでないと気づいた。」

答えの形にするなら、
語学力を含むコミュ力、問題解決能力、提案力がついた、、、、etc⇒各種能力が上がったという答え。
”自ら動いて変える”という楽しさがわかった、全体を見て足りない物を持ってくる必要性がわかった、、、、etc⇒意識が変わったという答え。
人生における『仕事』のとらえ方が変わった、新しい『家族の形』がわかった、、、、、、etc⇒価値観が変わったという答え。


みんな、何かを得て、影響を受けて帰国している。

「ではその事を、発信していますか?」
と聞くと、それは「出来ていない」のである。


【宮城県から出発した協力隊員は739名】

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宮城県から毎年20名程が派遣されている。
仙台市だけでなく、県内各市町村どこかしらから、年4回に分けて派遣されている。

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協力隊はその後、どこでどう活躍しているのだろうか?

「国連とか、NPOとかで、「海外で」働いてるんじゃないの?」

確かに、そういう例もある。
しかし、宮城県に戻ってきて、活躍している例もたくさんいる。

宮城に拠点を置いている、海外NPOとかそういうの?」

そういうケースもある。
しかし、民間企業に勤めるケースも多い。

JICAがまとめている全国のデータでは、新たに就職した帰国隊員の39.8%が国内民間企業に勤めるのだ。

考えるに、
海外だけでなく日本国内においても
ボランティア業界だけでなく民間分野においても


解決すべき課題はたくさんあって、

海外の経験/価値観を持った人物が役に立てる場所がある。   
だから国内に帰って、民間企業に就職する隊員がいるのだ。

価値観も言葉も違う環境で、日本人との交渉でも、些細な価値観の違いでもしっかりとらえて交渉する」とか
「日本の固定概念にとらわれず、日本国内の問題に対して、斬新なアイデアが言える」とかね。


【伝え、伝わることでつながる、新しい可能性】

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自分が得られたスキル、新しい価値観、それらを伝える意味はかなり大きい。
だから、すべての青年海外協力隊 隊員に告ぐ!
「得られたもの、今、どう活かしているか。発信しよう!」


え?

「何を得たか、どう活かしているか、うまく説明できない」って?

 

だいじょうぶ!

今、何をやっているか、何が面白くてそれをやっているのか
それを等身大で語ってくれれば、伝わるから!!!





平成27年8月14日
宮城OBデータベース
発起にあたって。

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